【主張】体育の日 意味ある日付に戻したい(1/2ページ) - 産経ニュース

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体育の日 意味ある日付に戻したい

 「体育の日」は、昭和39年10月10日に行われた東京五輪開会式を記念し、41年に制定された国民の祝日だ。

 平成12年からはハッピーマンデー制度により、「10月10日」から「10月の第2月曜」に移動された。今年は13日がその日となった。

 感動的だった開会式から50年に当たる節目の10日には、五輪を記念する多くの催しが行われ、新聞各紙やテレビ各局は特集を組んだ。「体育の日」を前に、記念行事はほとんど終わってしまったようである。

 本来の趣旨が見失われているとはいえないか。「体育の日」を制定当時の10月10日に戻して固定することを検討すべきだ。

 ハッピーマンデー制度はカレンダーに3連休を増やし、国民の余暇の利用で経済効果にも期待したものだ。「成人の日」「海の日」「敬老の日」「体育の日」がそれぞれ、固定日の祝日から同じ月の月曜に移動した。

 このうち「海の日」については自民党が開会中の臨時国会で、制定時の7月20日に戻す祝日法の改正案提出を目指している。

 「海の日」は明治9年7月20日、東北・北海道巡幸を終えた明治天皇が還幸(かんこう)の際、函館から灯台巡視船「明治丸」に乗り、横浜港に着いた日を記念して制定した。現行では「7月第3月曜」に改められている。