皇室ウイークリー

(番外編)千家典子さん結婚特集 華やかな披露宴、そのメニューは?

 出雲大社(島根県出雲市)の権宮司、千家国麿(せんげくにまろ)さん(41)と高円宮妃久子さまの次女、典子さん(26)の結婚にまつわる一連の儀式・行事が8日の晩餐会で滞りなく終了した。神話の世界にさかのぼる皇室と出雲大社の縁を、再び引き合わせた2人の結婚。結婚前日の4日に典子さんが高円宮邸に別れを告げ、6日の披露宴で友人や関係者らの祝福に包まれるまでの3日間を振り返り、当日の記事の中で伝えきれなかった裏側を紹介する。

 【4日】

 午前9時ごろ。ピンクのスーツ姿の典子さんが出雲へと発つため、高円宮邸から玄関に姿を見せた。後には、祖父母の三笠宮ご夫妻、久子さま、姉の承子さま、妹の絢子さまが続かれた。

 ロータリーには、天皇陛下が国賓接遇など重要な行事で使用される御料車「センチュリーロイヤル」が止まっている。陛下が、旅立つ典子さんのために差し向けられたという。

 典子さんはご家族とあいさつを交わした後も、名残を惜しむように26年間過ごした宮邸の方を何度も振り返りながら、最後は笑顔で車に乗り込んだ。ご家族は、車が見えなくなるまで手を振って見送られた。宮邸に戻る承子さまと絢子さまが報道陣に、「朝早くからありがとうございます」と声をかけられる場面もあった。

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