法廷から

栩内被告「ASKA氏に知らないうちに覚醒剤使用された」、法廷供述変遷心の変化

 歌手のASKA(アスカ)(本名・宮崎重明)氏(56)=懲役3年執行猶予4年の東京地裁判決が確定=と共謀して覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた知人の栩内(とちない)香澄美被告(37)。希代のヒットメーカーを気遣ってか、抽象的な表現で無罪主張をしていた初公判から一変、第2回公判からは、「ASKAさんに知らない間に(覚醒剤を)使用された」と名指しするようになった。ASKA氏が法廷で大切な人と表現した彼女の心に、どんな変化があったのか。

「他にはありません」

 「真実を貫きたい」

 2日午後から東京地裁で開かれた第3回公判は、いよいよ被告人質問に入った。逮捕されて以降、一貫して「覚醒剤を使用したことはない」と主張する栩内被告は、小さいながらもはっきりとした口調で改めて無罪を強調した。

 警察官から覚醒剤の鑑定で陽性反応が出たと伝えられたときについては「『なんでだろう』と思いました」と振り返った。その上で、自身の周囲で覚醒剤を使用する人物はほかに見当たらず、「ASKAさんに関係があると思っています。他にはありません」として、知らない間にASKA氏に使用された可能性を訴えた。被告人質問では、ASKA氏による使用の可能性について、弁護側からの質問が続いた。

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