九州の議論

福岡に美人が多い理由は「もつ鍋」「混血」

 確かに、もつ鍋は必須アミノ酸や潤いのある肌を保つコラーゲンが豊富に含まれる。辛子明太子は、肌によいビタミンが豊富で、唐辛子に含まれるカプサイシンによる、脂肪分解が期待できる。

 だが、タンパク質の一種コラーゲンは、体内の消化器官で小さなアミノ酸にバラバラに分解された後に吸収される。

 とはいえ、福岡の女性が毎晩、もつ鍋を食べるわけではない。美人が多い根拠としては、もつ鍋説には異論も少なくなさそうだ。

理由(2) 混血

 一般的に、美人が多く出現する理由の一つに「混血説」がある。

 顔認識の専門家、中央大学教授の山口真美氏は、異なる民族の混血の結果生じやすい「エキゾチック(異国的な)な顔立ち」に美人が多いと指摘する。

 例えば、ユーラシア大陸の真ん中、中央アジアに美人が多いといわれる。歴史的にアジア系、欧州系の異民族が往来し、混血が進んだ地域で知られる。

 福岡も古来、大陸と朝鮮半島の窓口として渡来人の交流が盛んだった。日本人のルーツに詳しい伊藤俊幸氏は、「地理的に福岡は朝鮮半島に近く、両者の混血が進みやすかったのではないか」と推測する。

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