北朝鮮拉致

立命館大生やOB、昭和から平成にかけ8人が謎の失踪 ある「共通点」も浮上

 立命館大の在学中や卒業後に謎の失踪を遂げた8人の中で、調査会は特に昭和40~50年代に行方不明になった失踪者4人に注目している。

 昭和49年1月に在学中に失踪した酒井秀俊さん(62)=同(22)=を皮切りに、54年2月にも在学中の尾方晃さん(58)=同(23)=が失踪、59年には卒業生の広田公一さん(60)=同(30)=と在学中の男性(氏名非公表)が行方不明に。なぜか5年間隔で失踪している。

 特定失踪者に立命館大の現役学生や卒業生が多いことについて、荒木代表は「学内や周辺に拉致に関係のある組織が存在していた可能性がある」と指摘。その上で、「5年たてば大半の学生が入れ替わり、(拉致の)痕跡が残りづらいと考えたのではないか」と推察している。

 立命館大もすでに学内調査を行った。平成20年1月、学内に失踪者に関する調査委員会を発足。特定失踪者の友人や教員に聞き取り調査を行い、8人全員と連絡が取れないことを確認したという。産経新聞の取材に対し、立命館大は「個別に確認作業を行ったため、8人の関係性などについては調査をしていない」としている。