銭湯死亡は減圧が原因か 東入間署「病気で急死」否定 埼玉

 ふじみ野市大井のスーパー銭湯「真名井の湯大井店」で9月28日、減圧室にいた客の男女2人が死亡した事故で、東入間署は30日、2人の死因について「急死するような内因性の病変はなかった」と明らかにした。同署は減圧が死亡につながった可能性が高いとみて、引き続き詳しい死因と機器の安全管理に問題がなかったか調べている。

 同署によると、亡くなったのは、いずれも富士見市に住む会社員の男性(65)と介護士の女性(58)。2人には軽い持病があったが、事故前にも減圧室を数回利用したことがあったという。

 同店の減圧室は平成19年、福島県いわき市の機器製造販売会社から購入。同社代表の男性(67)によると、全国で50台以上を販売したが今回のようなトラブルはなかった。昨年5月、同店から「減圧が正常に働かない」と連絡を受け点検したが、機器に異常はなく、従業員の操作ミスが原因だったという。

 男性は30日、同店で減圧室の検査に立ち会った。減圧動作に異常はなかったものの、扉が開くまで通常45分が約55分かかったという。男性は「長く使用していると時間が延びることがある」と説明している。

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