産経抄

苦闘の物語、再び 10月1日

 ▼東海道新幹線を運営するJR東海は、平成39年に、リニア中央新幹線の東京-名古屋間での開業を目指している。車両を10センチも浮かせ、時速500キロ以上の超高速で走らせるのは、世界最先端の超電導技術である。「平成の夢の超特急」の開業の日が、待ち遠しい。

 ▼もっとも最近、主に環境と採算の観点から懸念や不安を訴える声が目立ってきた。半世紀前と同様に「無用の長物」と断じる人までいる。今秋にも見込まれていた着工も、来年にずれ込みそうだ。関係者の苦闘の物語は、まだまだ続く。

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