衝撃事件の核心

大田区の猫不審死事件 容疑者「餌やりに憤慨」 一方で自分の飼い猫には「餌やって」

 捜査関係者によると、久保木容疑者は捜査員に対し、「自分が自宅で飼っている猫が心配なので、母親に連絡して世話をするよう伝えて下さい」と要求したという。捜査関係者は「飼い猫でも野良猫でも猫は猫。虐待は許されない」と憤慨する。

住民安堵も「物騒なことばかり」

 同区大森西の公園に5歳の長男と生後6カ月の次男を連れて訪れていた女性会社員(40)は、「有害物質入りの餌を置くなんて、本当にやめてほしかった。子供が触ったらと思うと、怖くて不安だった」と憤りを隠せない様子で語った。

 住民らによると、周辺は以前から野良猫が多い地域だったというが、蒲田の70代の女性は「以前は歩いていると猫を見ない日はなかったが、ここ最近は猫を見かけることがなくなった」と語る。

 事件が地域住民に与えた不安は大きく、長男(2)を抱える大森南の自営業男性(40)は「いつも子供から目を離さないようにしていたが、騒ぎが起きてからは不審物に対しては一層気を付けるようにしていた」と話した。

 容疑者の逮捕に、長女(3)を連れた蒲田に住む女性会社員(35)は「動物を虐待したら標的がどんどんエスカレートするという話を聞いたことがあったので、早く捕まってほしいと思っていた」と胸をなで下ろした。蒲田の無職女性(80)は「捕まって良かった。小さな子供が(有害物質入りの餌を)拾ったりしたら大変だと思っていた。盲導犬が虐待されるなど、最近は物騒なことばかりだ」とまゆをひそめた。

会員限定記事会員サービス詳細