【香港民主化デモ】民主派は門前払い 骨抜きの普通選挙 - 産経ニュース

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香港民主化デモ

民主派は門前払い 骨抜きの普通選挙

 2017年の香港行政長官選挙では、一般有権者による直接選挙(普通選挙)が導入される。ただし立候補には業界団体の代表や議員らで構成する「指名委員会」(定数1200人)による過半数の推薦を得ることが必要で、立候補できるのは最大3人までとなる。

 これまでは間接選挙だったが、投票権を持っていたのは「指名委員会」とほぼ同じ構成の「選挙委員会」メンバー。委員の任命は中国が影響力を持っており、8割が親中派とされる。

 中国政府が警戒する民主派の人物は、指名委員会の段階で門前払いされる可能性が高い。民主派は一定数の市民の支持があれば誰でも立候補できる制度の導入を求めている。

 新選挙制度実施には香港の立法会(議会)で3分の2以上の賛成が必要。否決されれば次回も間接選挙で行われることになり、民主派には苦しい選択となる。(西見由章)