「もんげー岡山」がっかり 東京の岡山フェア「ぼっけぇ」で前面に

 高級ブドウなどを販売する百貨店「銀座三越」(東京都)の岡山フェアのパンフレットが岡山弁「ぼっけぇ」を前面に押し出していることが19日までに分かった。新キャッチフレーズに「もんげー」を打ち出したばかりの県は修正のために「もんげー」を使ったポスターの掲示などを依頼したが、雰囲気に合わないと主催者が難色を示し、「パンフレット配布50枚」に限定されたという。

 県の協力で同店が主催する「晴れの国・岡山フェア」(24~30日)は今回が5回目。県産マスカットやスイーツなどを販売し、昨年のフェアでは6千人以上(売上高約1千万円)が商品を購入している。

 今回、県が印刷費の一部を負担した今年のパンフレットには「ぼっけぇ うまい!」の文字が…。知事が音頭をとって進めているPR作戦「もんげー岡山」と食い違うイメージに県のPR担当は苦慮し、「もんげー」を前面に出したPRポスターを会場に設置するように依頼した。

 しかし、三越サイドは難色を示し、イベントを企画した農政企画課によると、「ポスターは雰囲気に合わない。A4パンフレットならば…といわれた。仕方ない」。会場の一角に「もんげー」のパンフレット50部を置くことで落着したが、「もんげー」のPR効果は限定的とみられる。

 新キャッチフレーズを企画した公聴広報課は「県庁一丸になって、もんげーを売り出していこうとする矢先に残念」と話す。

 今月9~15日に実施した新キャッチフレーズの人気投票では「もんげー」(4005票)が「ぼっけー」(3165票)をおさえて勝利していた。

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