食の駅高崎店29日閉店 運営のファームドゥ、市との係争回避探る 群馬

 食の駅高崎店(高崎市棟高町)を運営するファームドゥ(岩井雅之社長)は19日、新聞の折り込みチラシで同店を29日から自発的に閉店すると告知した。同店をめぐっては、開発許可内容と実態が違うと主張する同市との間で対立が続いていた。(椎名高志)

 同市によると、同店は都市計画法で建築規制がかかる市街化調整区域にある。このため、当時の許可基準(売り場面積50平方メートル以下のドライブイン)に沿って平成18年10月に開発許可を出した。ところが「実態の面積は1千平方メートルを超えた」(市開発指導課)ことから、行政指導や是正命令などを経て21年7月までに建物の使用停止命令と除却命令を出した。

 これに対し、同社は使用停止命令の取り消しを求めて前橋地裁に提訴。請求は棄却されたが、24年12月の東京高裁での控訴審判決では、逆に命令の取り消しを市側に命じた。市は処分理由の記載に不備があっただけと判断し、昨年9月に改めて建築物使用禁止命令を出した。

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