粘土こねて埴輪作り 大阪・高槻で親子連れら80人挑戦

 古代の埴輪(はにわ)を作る体験教室「ハニワづくり」が31日、高槻市の市立今城塚古代歴史館で開かれ、約80人の親子連れらが土管のような形の「円筒埴輪」作りなどに挑戦した。

 参加者たちはボランティア指導員の説明を受けながら作業台で粘土をこね、円筒埴輪を制作。竹ベラを使い、動物や家などをかたどった埴輪作りにも取り組んだ。

 子供たちは保護者とも協力し、手を土まみれにして作業。2時間がかりで完成させた子供もいた。作品は歴史館で乾燥させて焼き上げ、約1カ月後、参加者の手元に戻る。

 孫2人と参加した男性(62)は「子供たちには郷土の歴史文化や、じっくり物事に取り組む大切さを知ってほしい」と話していた。

 歴史館南側にある6世紀前半の国史跡の今城塚古墳は、「真の継体天皇陵」ともされており、これまでに200点以上の埴輪が並ぶ「埴輪祭祀場」が出土している。市内には埴輪を大量制作していたとされる日本最大級の工房跡も確認されている。

 市は8月20日を「ハニワの日」と定め、毎年夏、関連した企画展やイベントを開催している。

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