2014夏の甲子園

三重快勝、アルプス大興奮

 第96回全国高校野球選手権大会第12日の22日、県代表の三重は準々決勝の第1試合で沖縄尚学(沖縄)と対戦した。試合は点を取られても突き放す三重が終始試合を優位に進めて快勝し、初の4強入りを決めた。

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 ◇第1試合(準々決勝)

 三重(三重)

  100 250 001-9

  000 200 010-3

 沖縄尚学(沖縄)

 本塁打=安里(沖縄尚学)西岡(三重)内田(三重)

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 ◎…一回、西岡の適時打で1点を先制すると、アルプススタンドは校歌の大合唱で盛り上がった。西岡の母、厚子さん(43)は「普段は寮生活でほとんど会うことができないが、打席に立った姿を見ると本当に成長してくれているのが分かる」と息子の活躍を喜んだ。

 ◎…五回は、西岡が豪快な左越え本塁打を放ち、ガッツポーズを見せた。アルプスで応援する野球部3年の三崎翔太さん(18)は「本塁打を打ったら、メガホンを思いっきりたたいて応援すると約束した。本当に打ってくれるとは」と、仲間の雄姿にはち切れんばかりの笑顔を見せた。

 ◎…五回は、山本、内田の連続安打や今井、長野の適時打が飛び出すなど、打者9人、6安打の猛攻で計5点を奪う。アルプススタンドでは応援団がイメージカラーの赤色のタオルをぐるぐる回し、ナインの活躍に大興奮。自らの一打で試合の流れを引き寄せた先発今井はこの日も完投勝利。母、麗子さん(43)は「初登板だった昨夏の甲子園は緊張していたが、今年は本当に楽しんで野球をしている」と満面に笑みを浮かべた。

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 ○中村好治・三重監督「4強進出に驚いている。本当に選手がよくやってくれた。つなぐ野球ができたのが勝利につながった」

 ○長野勇斗・三重主将「思った以上に打線がつながった。点を取られても焦ることなく自分たちの野球ができた」

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