【衝撃事件の核心】「豊田商事」上回る最悪被害「安愚楽牧場」、日本を詐欺天国にしてしまった農水省と消費者庁の罪(4/5ページ) - 産経ニュース

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衝撃事件の核心

「豊田商事」上回る最悪被害「安愚楽牧場」、日本を詐欺天国にしてしまった農水省と消費者庁の罪

 また、農水省から所管を引き継いだ消費者庁に至っては、安愚楽牧場から「預託法の順守状況を報告したい」と連絡があったにもかかわらず、「必要と判断したら話を聞く」と伝え、以降は報告を求めることはなかったという。

 「訴訟で私たちが訴えたいのは、『詐欺天国』の日本が少しでも良い方になっていけば、という思いなんです」。出資者は会見でそう話した。

戦後最大事件、終着は…

 安愚楽牧場をめぐる国賠訴訟はすでに5月末、宇都宮、東京、名古屋で集団提訴されている。元役員らを相手取った損害賠償訴訟も各地で起きている。

 また、特定商品預託法違反の罪に問われた三ケ尻被告らは、より罰則の重い詐欺罪については不起訴になっている。三ケ尻被告らが詐欺罪でも立件されるべきだとして、各弁護団が検察審査会に申し立てた結果、一部では「不起訴不当」の議決も出るなどしている。戦後最大の消費者被害事件の終着点はまだ見えない。