「水族館に恨み」魚大量死の元契約職員を器物損壊容疑で追送検 埼玉

 羽生市のさいたま水族館で、庭池の魚を大量死させたとして逮捕された同館の元契約職員、柳沢正孝被告(25)が、「自分が辞めることになったのは水族館のせいで、恨みがあった」などと犯行の動機について供述していることが5日、羽生署への取材で分かった。同署は4日、柳沢被告を別の器物損壊容疑で、さいたま地検熊谷支部に追送検した。

 同署によると、柳沢容疑者は、庭池の魚を大量死させたことや、追送検容疑となった器物損壊容疑についても「水族館の信用をなくして、困らせようと思った」などと供述し、認めているという。

 追送検容疑は5月25日午前0~2時ごろ、同館がある県営羽生水郷公園内のトイレや職員用建屋の窓ガラス14枚などを壊したとしている。窓ガラスはネット通販で購入したパチンコで破壊したという。

 柳沢容疑者は4月27日、庭池に薬物入りの泥団子などを投げ込み、観賞魚計441匹(計約420万円相当)を殺して同館の業務を妨害したなどとして、7月4日に威力業務妨害罪などで起訴されていた。

 同署は、同公園内に雑誌などを捨てた廃棄物処理法違反の疑いでも捜査を進めている。

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