前橋育英バスケ部元監督が暴力

 前橋育英高校(前橋市)の男子バスケットボール部の元監督の男性(39)が、複数の部員に暴力を振るい、高校を運営する学校法人群馬育英学園が今年3月、この男性に停職90日の処分を下していたことが分かった。学校によると昨年8月、当時のバスケ部員十数人が元監督の暴力や暴言を学校側に訴えた。元監督は生徒らの訴えを一部否定し、同月から体調不良で今年2月まで自宅療養をしていた。その間、バスケ部の監督は退任した。

 学校側は元監督の回復を待って聞き取り調査を実施。昨年4~8月の間に複数の部員に殴る蹴るなどの暴力を振るい、人格を否定するような発言をしたことを認めたため、3月31日付で停職処分とした。

 元監督は「愛情を持って、生徒たちを指導した」などと話したというが、今年5月には処分が重すぎるとして、学校側に不服申し立てを行った。

 しかし、学校側が設けた弁明の場には姿を見せなかった。

 元監督は現在、停職期間を終え、同学園の法人本部に勤務しているという。

 同校バスケ部は全国大会の常連校で、神山義幸教頭は「体罰はあってはならないこと。二度とこういったことが起こらないよう厳重に指導していく」とした。