主張

オスプレイ佐賀に 「安保」と「災害」に有益だ

 米海兵隊をモデルにした「水陸機動団」と連携する態勢が整えば、尖閣など南西諸島防衛に大きく貢献し、朝鮮半島有事で米軍を支援することもできる。

 米海兵隊の暫定使用が沖縄県の負担軽減となる意味も大きい。

 配備が実現すれば、佐賀のオスプレイが救難、救援に投入される場面も訪れるだろう。

 特に強調したいのは、災害派遣で高い能力を発揮することだ。昨年11月、巨大台風によって大きな被害を受けたフィリピンへ、普天間から米海兵隊のオスプレイが直接飛んでいき、避難民や支援物資の輸送に大いに活躍した。

 佐賀空港へのオスプレイ配備は、安全保障上も災害派遣上も重要なものである。

 自衛隊の配備を含む安全保障政策はもとより政府の仕事だが、地元の理解を得たものであることが望ましい。

 今回の方針について、地元側には唐突な印象もあるようだ。なぜ佐賀空港なのかや、国民の生命財産や領土を守るためにオスプレイが果たす役割について、政府は丁寧に説明すべきだ。

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