新座阿波踊り、きょう32年の歴史に終止符 埼玉

 32回目を迎える「新座阿波踊り」が19日、東武東上線志木駅南口周辺で開かれる。毎年約10万人の人出でにぎわってきたが、長引く景気の低迷で協賛金が集まりにくく、今回で終止符が打たれることになった。

 新座阿波踊りは昭和58年に地元の「すきっぷたうん商店会」を中心とする実行委員会が地域活性化を目指してスタート。新座市の夏の風物詩として定着し、にぎわいを生み出した。

 しかし、予算を支える商店会会員の協賛金も景気低迷などで思うように集まらず、スタッフの負担も大きくなっていた。同商店会会長の小峰巌実行委員長(61)は「継続できるように行政と交渉していたが、無理だと判断した。なくなるのは残念だが、これ以上、会員に負担を強いることはできない。最後もお客さんに喜んでもらえるよう盛り上げたい」と話している。

 新座阿波踊りは午後5時10分に新座市立第四中吹奏楽部などのパレードで開幕。午後6時20分から9時まで、地元の「こぶし連」など18連、約1千人の踊り手が2つの演舞場を中心に流し踊りを披露し、新座の夏本番を盛り上げる。【問】実行委(電)048・487・1512。

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