国への補助金申請怠る 松島町職員4人減給処分 宮城

 松島町は16日、国への高齢者医療に関する補助金申請を怠ったため、99万7千円を町で負担することになったとして、担当だった職員ら4人を減給の懲戒処分とした。

 町によると、今年1月、県から補助金申請に関係する照会があり、本来なら上司に相談すべきだったが、担当者が単独で「該当なし」と回答。3月末に未申請が発覚し、県と相談したが、追加の申請はできなかった。担当者は昨年4月に異動してきており、補助金申請業務は初めてだったという。この補助金は高齢者の医療費負担を1割に据え置く特例措置に関するシステム改修費や、郵送費などの事務費などで、国に申請する予定だった。

 申請を担当した町民福祉課の男性主査(39)を減給10分の1(12カ月)、上司の課長ら3人も減給処分とした。処分は今月15日付。町長と副町長も監督責任があったとして給料の10分の1を1カ月減額する。

 町では昨年8月にも補助金の余剰分を国へ返還し忘れるミスが発生しており、事務処理ミス再発防止のための対策委員会を立ち上げるという。

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