全小中校にミストシャワー 熱中症対策で導入へ 栃木・大田原市

 大田原市教育委員会は15日、児童生徒を猛暑から守るため、水を霧状に噴射するミストシャワーを市内の全小中学校29校に設置するとともに、簡易熱中症指数計を配布したと発表した。熱中症対策の一環として導入を決めたもので、県内自治体で全小中学校へのミストシャワー設置は珍しいという。

 ミストシャワーは水を霧状に噴射し、気化熱で周囲の温度を下げる。霧は素早く蒸発するため通り過ぎてもぬれることはほとんどなく、ひんやりと涼しい。電気代はかからず、水道代だけのランニングコストは1時間10円以内と見込まれる。

 小学校は昇降口や体育館入り口、中学校は部室前やテニスコート、相撲場などに設置した。

 一方、簡易熱中症指数計は気温と湿度で熱中症指数を算出。(1)危険(2)厳重警戒(3)警戒(4)注意-の4段階に分けて表示される。各校に1個ずつ配布した。熱中症対策の総事業費は約150万円。

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