小学校で盗撮の疑い 英語指導助手を逮捕 宮城

 加美署は15日、加美町内の小学校の女子更衣室にデジタルカメラを置いて盗撮したとして、建造物侵入と軽犯罪法違反容疑で、同校に勤める英語指導助手で米国籍のステファン・ジュリアン・コーザ容疑者(26)=同町大門=を逮捕した。「自分はやっていない」などと容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、3月下旬から6月19日午後1時10分ごろまでの間、盗撮目的で女子更衣室に侵入し、デジタルカメラを設置して撮影したとしている。

 加美町教育委員会によると、6月19日に女子児童が、更衣室のロッカー内に置いてあった不審な黒い紙の箱に気付いたという。箱には穴が開けられており、カメラが入っていた。

 同校は今月14日、加美署に被害届を提出。職員会議でカメラについて聞いたところ、コーザ容疑者が「1カ月ほど前になくした自分のカメラだ」と名乗り出たという。コーザ容疑者は平成21年8月から同校に勤務し、英会話の授業を担当していた。

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