加古川市長が退任 職員、市民から拍手受け 兵庫

 加古川市の樽本庄一市長の退任式が8日、市役所で行われた。新市長に9日から就任する岡田康裕氏に事務を引き継いだ樽本市長は、3期12年間の市長職を振り返り、「行政は市民のためにあるが、決して迎合することはないよう心がけてほしい」と職員らに最後の訓示を行った。

 市長の引き継ぎは秘書室の会議室で行われ、行政事務の懸案事項や市長がトップを務める外郭団体、協議会などの名称が記載された事務引継書に樽本市長、岡田氏がそれぞれ署名と押印をした。

 また、樽本市長は今年度予算について「骨格予算ではなく通常予算を組んだ。できればこの予算を執行し、必要があれば補正で対応してほしい」と要望。岡田氏は「経緯を尊重しながら検討していきたい」と答えた。

 退庁時には、樽本市長は市役所玄関で女子職員から花束を受け取り、職員や市民らの拍手に送られながら、職員時代も含めて約50年間、在籍した市役所を後にした。

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