衝撃事件の核心

「性行為ライブ」じっと監視していた京都府警「突入!」、最中の逮捕劇全貌…女性42人を出演させ、3000万円売り上げた「帽子君」は摘発された

配信予定に狙い

 府警が男の配信動画を確認したのは、25年秋ごろだという。インターネット上の違法情報や犯罪行為の巡回チェックを行うサイバーパトロールで確認した。

 立件に向けた検討に入った府警は、男が自宅マンションを拠点に動画を配信をしていることや、インターネット上で「帽子君」を名乗り、ブログ「帽子君ワールド」や、短文投稿サイト「ツイッター」を使って配信予定を周知していることなども突き止めた。

 6月3日夜、捜査員が男の自宅マンション周辺で待機したのも、この日の配信予定が堂々とネット上で公開されていたからだった。

 捜査員は、出演待ちをしていた女性が外出したタイミングを利用し、男らに気づかれることなくマンション内に入ることに成功。性行為の映像が、実際にライブ配信されていることを画面で確認した上で、一気に現場に踏み込んだ。

 公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されたのは、男と、兵庫県内の女子短大生(19)。性行為動画のライブ配信での現行犯逮捕は、全国でも初めてのことだった。

 捜査関係者によると、配信されていた中継映像は、捜査員が踏み込んだ直後に途切れたという。異変を察知した男が、設置していたカメラの回線をあわてて引き抜いたためとみている。

“出演”した女性は42人

 3千万円を超える売り上げについて、男は「女性と折半した」と説明している。府警によると、配信に出演した女性は42人。女性が手にした金額は出演回数などによって異なっていたという。

 男は、風俗関係の求人誌や知人のスカウトを通じて女性を勧誘し、性行為配信への出演を持ちかけていた。

 求人誌では、「チャットレディー募集」として女性を募集。「リスクがないのに高収入」「風●店のような接客はないので、男性と一切接触はありません」などと記載していた。

会員限定記事会員サービス詳細