おいしい顔プロジェクト 神戸産農水産物 生産者と飲食店結ぶ

 神戸産農水産物を神戸市内の飲食店などで活用してもらい消費拡大につなげようと、市が「神戸おいしい顔PROJECT」を進めている。生産者とシェフの交流会を開催し新商品を開発するほか、生産者らの思いを発信するウェブサイトを立ち上げるなどし、神戸産農水産物の認知度アップを目指す。20日には同市北区で、神戸産スイートコーンを使った新商品の市民向け試食会を開く。

 市によると、都市と生産地が近い神戸の農水産物は新鮮さが特徴で、飲食店のシェフらから「食材に神戸産野菜を使用したい」との要望が多いという。一方、市場に出回る量が少ないことなどから、「調達ルートが分からない」との声があがっており、市は生産者側と飲食店側とをつなごうと、同プロジェクトを立ち上げた。

 プロジェクトには現在、北区や西区、垂水区の農家や漁業者ら生産者と、神戸市内のパン店や食品会社など計約15事業者が参画。今月から、神戸産小麦などの収穫体験やトマトの試食会などを開催し、両者が意見交換をするなどの交流会を開いている。また、公式ウェブサイトも開設し、生産者の思いや神戸産農水産物の特徴などを発信している。

 すでに、神戸産のスイートコーンを使った焼きドーナツやケーキ、アイスクリームなどのスイーツや、スープなどの料理の開発も進んでおり、20日に市民向けの試食会を開催する。市の担当者は「神戸の農水産物を神戸らしい料理やスイーツに変えてもらい、それを通じて神戸の農水産物を多くの市民に知ってもらえれば」と話している。

 市民向け試食会は、同日午前10時から、同市北区のJA兵庫六甲大沢支店2階で開く。定員200人。申し込みは神戸おいしい顔PROJECT事務局(電)06・6809・1703。

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