大阪から世界を読む

韓国「反日英雄像」が手にしているのは「日本刀」と判明、「撤去せよ」と大騒ぎ…「これは降伏のポーズ」の指摘も、笑えぬ韓国「時代考証」の杜撰さ

 ところが、この修理後から日本刀批判などが出始めた。国内の像はこの光化門広場の像を手本に建立したものが多く、同様の問題が各地で起きているという。

制作者に「親日」疑惑

 さらに、光化門広場の像を制作した彫刻家の故・金景承(キム・ギョンスン)氏に「親日」疑惑が持ち上がったことで、騒動に拍車がかかった。

 朝鮮日報などによると、金景承氏は1934年、東京美術学校(現東京芸術大)彫刻科に入学し、朝鮮美術展覧会で「特選」を受賞。41年には親日派の団体「国民総力朝鮮連盟」の傘下の朝鮮美術家協会で評議員などを務め、日本の戦争を賛美する「大東亜建設の声」という作品を発表したという。

 ちなみに金景承氏は、仁川自由公園に立つ朝鮮戦争の立役者、マッカーサーの銅像も制作。こちらは2005年に韓国の左派親北団体が撤去を求める運動を起こし、米国の元高官から「恩知らず」などと痛烈な批判を浴びた。

韓国で像の価値は

 韓国で権力や英雄の象徴として建立される像をめぐっては、過去にも騒動が持ち上がっている。

 北朝鮮との関係が悪化する中、強く「反共」を堅持して韓国の礎を築く一方で、数十万人の国民を「北の協力者」との罪で虐殺するなど、韓国内でも毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい李承晩(イ・スンマン)初代大統領の銅像が2011年にソウル市内に再建立され話題になった。

会員限定記事会員サービス詳細