陣痛や子供の急病、タクシー優先配車 松山でママサポート

 陣痛や子供の急病時などに病院へ送迎する「ママサポートタクシー」を、松山市土居田町の松山第一交通が始めた。登録しておけば研修を受けた運転手が優先的に配車される安心サービスで、同社は四国でも初の試みとしている。

 対象は妊婦と3歳未満の子供がいる女性。事前に自宅やかかりつけの病院、出産予定日などを登録(無料)しておくため、道案内は不要。運転手は、助産師から出産に関する知識や妊婦の乗降時の扱い方などを教わり、重り入りのジャケットで疑似体験をするなどした30人が担当し、家族不在時でもサポートする。

 対応するタクシーは25台で、妊婦の破水などに備え、防水シートやバスタオルなどを常備。24時間対応で、悪天候時や繁忙時も優先的に配車するが、料金は通常と同じ。呼び出し時に、出血がひどいなど緊急事態が想定される場合、代わって医師に連絡したり救急車を手配することも行う。

 親会社の第一交通産業(北九州市)が昨年8月に同様のサービスを導入。松山でも「破水で車内を汚すのが不安」などの声が寄せられていたため、導入に踏み切った。問い合わせはママサポート専用ダイヤル(電)089・974・1700へ。

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