冷凍柿の新製品「柿シャーベ」発売 JA紀北かわかみ 和歌山

 秋の味覚、柿を夏にも味わってもらおうと、橋本市のJA紀北かわかみは冷凍柿の新製品「柿シャーベ」の販売を始めた。マグロの冷凍技術をヒントに、マイナス50度で瞬間冷凍することで、柿のおいしさをそのままに、ひんやりとした食感も楽しむことができるという。

 串柿の里として名高いかつらぎ町四郷地区の柿農家らでつくる「かつらぎ町あんぽ柿加工組合」代表の的場延武さんが中心となって開発。食べやすいように皮を剥いて約4センチの一口サイズにカットし、的場さんは「開発には柿の扱いや皮むきなど干し柿づくりで培われたノウハウが生かされた」と手応えを話す。

 瞬間冷凍によって柿のおいしさが損なわれないため、そのまま食べればかき氷風、少し解かせばシャーベット風とさまざまに味わえるという。一袋50グラム入り198円(税抜き)で、橋本市岸上ファーマーズマーケット「やっちょん広場」などで販売しており、全国への出荷も計画している。

 的場さんは「一年中、新鮮な果実に近い状態でお届けできる。袋を開けてすぐに食べられ、皮を剥く面倒もないので多くの人に柿のおいしさを知ってもらえれば」と話していた。

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