柏から全国へ 障害の垣根越えた運動教室をNPOが開催 千葉

 平成12年12月にはNPO法人となった。現在はスタッフやボランティア計約70人が指導するとともに、自らも軽スポーツを楽しんでいる。

 発達障害には未知の部分が多いが、バスケットボールでパスを受けてシュートする運動を繰り返すうちに、パスを出す仲間の表情に気づき、初対面の人ともあいさつできるようになるという。日ごとに輝きを増す表情が、大浜さんたちを感激させる。

 松戸市の常盤平体育館を訪れた。ここの教室で心を開くことの大切さを学び、友達を増やした同市の中学1年生、愛称タカ君(12)は、学校の運動会の徒競走でクラスで1番になったことを大きな声で、笑顔で話してくれた。

 教室は週1回、主に夜間に開催。現在、会場は公共施設や学校を借りている。行事の都合で中止になることもしばしばなので、一日も早い自前施設の建設が目標だという。

 「クラブハウス的な施設はめどが立ちそうだが、大規模な体育施設はまだまだ。実現したら、そこで運動が苦手な子たちの全国スポーツ大会を開きたい」と大浜さんは夢を語る。

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