滋賀・高島市の未処理ばいじん100トン、三重・伊賀市と受け入れ協議

 高島市が国の基準値を超えるダイオキシン濃度のばいじんを神戸市沖の処分場に搬入していた問題で、市は16日、未処理のまま市環境センターに残っているばいじんについて、三重県伊賀市内の施設で処理できるよう同市と協議を進めていることを明らかにした。

 この日開かれた市議会全員協議会で、市側が説明。現在、処分場を管理している大阪湾広域臨海環境整備センターから、ごみの焼却に伴って生じる同市のばいじんの搬入が禁じられているため、市環境センターには、ばいじん約100トンが処理されずに残されている。

 これについて、伊賀市にある民間の処理施設で受け入れてもらえるよう同市と事前協議を進めてきたが、この問題が明らかになって協議を保留していることなどの経緯を説明した。

 また、市が今月中に設置する方針を示していた、問題を検証する第三者調査委員会についても説明。市は、設置条例の提案に向け、18日に議会と協議することにしている。

 第三者委では、今回の問題が起こった原因などの究明をはじめ、環境センターの技術的な問題や組織上の問題などを検討する。

 一方、市は、市長を委員長とする「環境センターダイオキシン類対策検討委員会」を13日に設置。各部局の幹部らで構成し、第三者委とは別に部内で問題の調査分析、センターの管理運営上の是正措置や再発防止策などを検討することにしている。

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