ビジネスの裏側

ノンアルコールみりんの「そば」、豚肉抜き「カレー」、急ピッチで進む日本企業「イスラム対応」…「ムスリム=30兆円市場」狙う、関空では「祈祷室」設置も

 またカレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋も昨年12月、インドネシアで現地企業とフランチャイズ契約を結び、同国1号店のオープンした。同社のイスラム圏への出店は初めて。「豚肉を使わないメニュー構成」(同社)などで配慮している。1号店の営業状況をみて今後、イスラム圏での店舗拡大の可能性を探る。

 ハラルとは、イスラム法で「合法なもの」という意味があり、実は食べるものだけでなく、化粧品や医薬品などムスリムの「生活のすべてに当てはまる概念」という。そんなイスラム教の考えへの理解を進めた日本企業によるビジネス拡大の動きが今後、国内外で広がる流れにあることは間違いない。

(西川博明)

会員限定記事会員サービス詳細