25年度、体罰調査 108校公表、悪質30は内容も

 体罰の認識について「体罰と思っていなかった」と答えた教員が中高では減少傾向にある一方、小学校では前年度の6人を上回る10人に増加。都教委は4月から各校に、どういう行為が体罰に当たるかが一目で分かる指導用DVDを配布しているが、さらに今後は感情をコントロールする研修なども検討するという。

都教委が悪質と判断した30校と体罰内容

▽【都立】

 ○総合工科高 野球部活動中に宿題、態度について指導し、生徒の足を蹴る、胸へ張り手をするなどの体罰を20回程度行い、胸と両足に打撲傷を負わせた。

 ○南平高 遅刻した生徒の胸を右手で押し、背中を後方の棚にぶつけ、むちうちの傷害を負わせた。

 ○小平高 バレーボール部の活動中、態度について指導し、生徒の髪をつかんで立ち上がらせた。また部員3人の頭を殴り、1人にこぶができる傷害を負わせた。

 ○東村山高 携帯電話を見ていた生徒のあごを下からたたき、くちびるを切った。

 ○府中東高 ふざけていた野球部員5人に対し、拳でみぞおちを小突く、膝で左右の太ももを交互に小突く、手のひらで左右の頬を交互にたたく、足の裏で左胸を蹴る、手で頭や頬をたたくなどの体罰を3カ月間に12回以上行った。

 ○青鳥特別支援学校 始業あいさつについて高等部生徒を指導、床に座り込んだが生徒のジャージの肩をつかんで廊下に引きずり出し、ジャージが擦れて首にあざができた。

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