3D銃

「世界で信じるものは3つ。銃、お金、メイド」 独自の世界観に陶酔する容疑者

 ■関西国際大学人間科学部人間心理学科、中山誠教授(57)の話「容疑者のものとみられるツイッターで、メイド好きを公言し男性を敬遠するような投稿がされていることについては、か弱くてかわいいメイドを好きな気持ちと、強さへの憧れが表裏一体なのだろう。また、容疑者は豊富な知識と技術を持つ銃マニアと思われる。動画投稿サイトに撃つ姿を投稿したのは、技術を自慢したかったからだろう。自分の製造した銃を誇りたいという思いから公開し、他者からの反応がなければもっとすごいことをしたいとエスカレートしかねなかった」

 ■東洋大学社会学部社会心理学科、桐生正幸教授(54)の話「現代日本では幼い頃に人の生死を経験する機会がなかなかなく、『人を殺したら、人が死んだらどうなるのか』というイメージを持ちにくい。今回の事件の容疑者も、銃によって人が死ぬというリアルなイメージがなかったのだろう。ゲームやアニメがモラルや物事の善悪の判断材料となっている面があり、それらを超える判断材料に乏しい。銃をパンパンと撃つ姿は幼稚に映るが、その背景に大人たちが新しい価値観やモラルの形成を怠ってきたという問題がある」

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