中日迎え天皇陛下勅使が訪問 延暦寺の最重要法要「御修法大法」 滋賀 - 産経ニュース

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中日迎え天皇陛下勅使が訪問 延暦寺の最重要法要「御修法大法」 滋賀

 天台宗総本山の延暦寺(大津市)で7日、年間行事の中で最も重要な法要とされる「御修法大法(みしほたいほう)」が中日を迎えた。天皇陛下の勅使2人が境内を訪れ、国家安泰などを願って国宝・根本中堂で営まれている加持祈祷(かじきとう)の様子を見守った。

 御修法大法は、平安時代に宗祖・最澄が宮中で執りおこなったのが始まりとされ、明治維新後の中断を経て大正時代に再開されて以来、同寺院の最も重要な法要として継承。天台宗の高僧17人が、4種類の秘法のうちの1つを順に修めている。

 法要は4日に始まり、初日にも勅使が訪れ、天皇陛下の衣装「御衣(ぎょい)」を形代(かたしろ)として根本中堂に納めた。今年は4つの秘法のうち、災いを鎮めて世の中を正しい方向へ導く「鎮将夜叉法(ちんじょうやしゃほう)」が修められている。

 中日となる7日は、荘厳な雅楽の音色が境内に響きわたる中、2人の勅使が僧侶らとともに根本中堂に入り、中で営まれている法要の様子を確認した。加持祈祷は1日3回おこなわれ、11日まで続けられる。