月面で調査を続けている中国の「嫦娥3号」のローヴァー「玉兔号」に「機械的な制御異常」が見つかった。2週間続く厳しい月の夜が明けたときに活動が再開できるよう、努力が続けられている。
嫦娥3号が撮影した玉兔号。2013年12月15日、嫦娥3号から月面に下ろされた。長さ約1.5m、幅約1m(パネル収納時)。赤色に黄色の星の中国旗が見える。なお中国は、2020年までに有人月面基地の設立を目指している。画像はWikimedia Commons
動き出して間もない中国の月面ローヴァー「玉兔(ぎょくと:Yutu)号」に故障が見つかった。