衝撃事件の核心

醜聞「コーナン」50歳・中国出身女性取締役に溺れた84歳創業者の晩節…女性取締役は「功績もあります!告訴やめて」と言い張った

絶対的な権力

 和歌山県に生まれ、28歳で石油商社「木津川石油商会」を立ち上げた耕造氏。石油危機をきっかけに事業の多角化を図るため、昭和53(1978)年にコーナンを創業すると、近畿圏のホームセンターの草分けとして順調に成長。平成13年には東証1部上場を果たした。

 創業者社長としての耕造氏は直太郎氏からみても「絶対的な権力を持っていた」。強いリーダーシップは意思決定の迅速さというメリットはあるが、あらゆる権限が集中し、「取締役や監査役であっても物が言えない」(関係者)状況を生んだ。オーナー企業にありがちな「自分が興した会社だから」との思いも加わり、耕造氏のワンマン体制ができあがっていった。

“近すぎた”距離

 東証一部上場を翌年に控えた12年。それまでブローカーを通して中国から製品を輸入していたコーナンが直接仕入れに切り替えるにあたり、中国出身で輸入業務に精通する荒川氏が入社した。「秘書役」として頼られた荒川氏はとんとん拍子で出世を果たし、平成23(2011)年には取締役にまでのぼり詰めた。

会員限定記事会員サービス詳細