スポーツ群像

難病と闘った江戸っ子エース・土橋正幸さん ゆかりの人々からあふれる思い出話

 東映が「暴れん坊チーム」と呼ばれたことについては「だって山本(八郎)に張本、白(仁天)らがいただろう。見た目がそうだったんだよ」と笑い飛ばしていた。

 遺族によれば、土橋さんが、同じ野球人のルー・ゲーリッグの命も奪ったことで知られる筋萎縮性側索硬化症の症状に見舞われたのは昨春。右手の動きが不自由となり、年間10万人に1人しか発症しない難病と判明した。

 「とんでもない病気になっちゃったよ」とこぼしながらも、野球への情熱は衰えず、昨秋の沢村賞の選考委員会にも何とか出席した。家族に看取られ、やすらかな最期だったという。合掌。(三浦馨)

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