異論暴論

正論10月号 「慰安婦」めぐる撫子たちの気高き闘い

■「日本に誇りを持てるでしょうか」

アメリカを舞台にした韓国の反日宣伝活動が止まらない。「日本軍慰安婦は『性奴隷』だった」という悪質不当なキャッチフレーズで戦前戦中に韓国人女性らが「被害」を受けたと訴え、アメリカ各地で慰安婦の像や石碑の設置を進めている。7月30日にカリフォルニア州グレンデール市に慰安婦像が置かれたことは記憶に新しいが、現在では同州ミルピタス市でも慰安婦像の建設計画が持ち上がっている。

日本政府や外務省が十分な対応をせず、日本と父祖の名誉がおとしめられる一方の状況を見かねて多くの日本人が立ち上がっているが、その中の女性グループ「なでしこアクション」の活動を、ジャーナリストの大高未貴氏がリポートしている。

現地の情報を日本国内で知らせたり、在米韓国人らの働きかけを受けて慰安婦像や石碑の設置を計画している自治体に中止を要請するメールを送ったりしているという同グループの山本優美子代表は、アメリカ在住の日本人女性からのメールを紹介する。現地の学校に通う彼女の子供が中韓の子供らから嫌がらせを受けているという内容で、「日本人の子供たちは、どうして日本を信じ、誇りを持てばよいのでしょう」という悲痛な訴えには胸が痛む。

韓国政府自身が、韓国は現在も世界有数の「売春大国」であることを示すデータを発表しているが、にもかかわらず日本を慰安婦問題で糾弾するのはなぜか。大高氏によるそんな韓国人の心理分析も面白い。(小島新一)