福知山花火大会事故

死亡の竹内さん、最初の爆発で全身に炎 ガソリン浴びる?

 京都府福知山市の花火大会で起きた露店爆発事故で、全身やけどを負って死亡した京都府京丹波町の竹内弘美さん(44)は、1回目の爆発で服に火が燃え移り、全身炎に包まれる被害に遭っていたことが18日、京都府警や目撃者への取材で分かった。府警は、ベビーカステラの露店の男性店主(38)が携行缶から発電機に移そうとしたガソリンが直接、竹内さんらにかかっていた可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べている。

火だるま、川に転げ落ち

 火元になった露店の2軒隣でジュースを買っていた市内の男性会社員(30)によると、事件の直前、3件前後の露店の電気が停電。「シュー」という音とともに、白い煙がベビーカステラ店の方から上がって一気に炎が広がった。一瞬でテントがなくなるような感じだったという。その直後、竹内さんとみられる女性が、露店裏のコンクリート製階段から全身火だるまで河川敷に転がり下りてきた。

 近くにいた人が「水、水」と叫び、2~3人で体を転がして火を消したもののすでに服が焼け落ちていた。数分後に2回目の爆発が発生。男性は「それで逃げなあかんと思った」と振り返った。

 地元住民によると、露店裏の階段付近は花火が間近で楽しめる絶好のスポットとして知られ、大会前日から場所取りのシートで埋め尽くされるという。

 府警もこうした情報を把握、露店の店主が露店裏に置いていた発電機に給油しようとした際、携行缶からガソリンが噴出。付近の見物客にかからないよう店の方に振り向けたさい、ベビーカステラ焼き器の火に引火したとみている。

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