異論暴論

正論9月号 特集・世界の反日メディア

誤解と偏見だらけの反日報道

最近、海外の一部メディアが日本批判の論調を強めている。中でもすさまじいのが韓国メディアだ。評論家の室谷克実氏によれば、第2次安倍内閣が発足してからの韓国紙論説などは、まるで「反日論文コンテストが実施されているのかねと揶揄(やゆ)したくなるほどだ」という。

しかも見過ごせないのは、「天皇の存在を悪の根源と見なす」論調が目立つこと。室谷氏は最近掲載された「反日記事・論説」の具体例を列挙しつつ、韓国の日本批判が、「謝罪と賠償を求めるための糾弾から、日本を国際社会でおとしめるための情報心理戦へと変態した」と指摘する。

このほか特集では、米ニューヨーク・タイムズの反日コラム、独紙や英紙による「日本の右傾化」報道、東南アジア華字紙のプロパガンダ紙面などについて、評論家らが問題点を分析している。いずれも誤解や偏見に基づく批判ばかりで、論調を改めさせるには日本側の積極的な情報戦略が必要といえそうだ。(川瀬弘至)

発行:産経新聞社。定価740円。定期購読(年間8880円、送料無料)は富士山マガジンサービスまで。

パソコンサイト http://fujisan.co.jp/seiron 携帯電話サイト http://223223.jp/m/seiron フリーダイヤル 0120・223・223