関西の議論

京の元芸妓が明かす「昇る男」と「沈む男」の差は…領収書チェック、ブランドの服、肌の美しさ

 いつか俺もお座敷遊びできるくらいになってやる-という上昇志向の強い男性も多いだろう。そう、一見さんお断りの花街で遊ぶというのは成功者の証というイメージがある。その花街で、数多くの一流男性を、酒席という最も「素」が出やすいところで見ているのが芸舞妓だ。京都花街で11年にわたり舞妓、芸妓として活躍してきた著者ならではの視点で綴った「京都花街の教え 元芸妓が語る 昇る男の条件 沈む男の傾向」が、ユニークな自己啓発書として男性のみならず女性にも話題となっている。

(杉山みどり)

自己管理能力、ありますか?

 昇る男は肌がきれい-。え?なんで?と思うが、肌がきれいというのは、「食事などを含めた自己管理の賜」という分析だ。

 また、「(昇る男は)少額でも領収書を見る」という項目も。

 「大きな会社の会長さんや社長さんやからこそ、細かいところまで把握する癖がついてはるんちゃいますやろか」

 著者の竹由喜美子さん(40)は上品な京ことばで話す。その所作の美しいこと。女性でもドキリとするような色気が醸し出されている。幾多の旦那衆を見てきた竹由さんによれば、逆に、沈む男は「そんなケチくさいことはせえへん」という振りをする傾向があるという。

 本書にはそんな独自の分析が57項目にわたり紹介されている。たとえば「昇る男」は、見返りを求めずに粋に遊ぶ、自分は運がいいと思う、「でも」「だって」「どうせ」といったネガティブ言葉を使わない-などが挙げられている。

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