関西の議論

京の元芸妓が明かす「昇る男」と「沈む男」の差は…領収書チェック、ブランドの服、肌の美しさ

 一方、出版を企画したすばる舎リンケージの田中智子さんは「花街に行ってみたいと思っている30代以上のビジネスマンをターゲットとして発信した」と話す。30~50代の男性を中心に好評で、発売から2週間で重版をかけた。

 思いも寄らなかった反応も。「大阪市内の書店では、6月末以降、女性客が手に取られているそうなのです。女性からの在庫確認の電話も複数入っています」と田中さん。若いOLたちが買っているという。

「つまらない」とは言うまじ

 再び竹由さんの話。「昇る」「沈む」に関係なく、「嫌な客」のタイプを聞いてみた。

 「『つまらない』と言わはる方ですねぇ。私ら芸舞妓のことをモノとしか見てはらへんのです。見下してはるんでしょうね…」

 そういう人に限って何度も遊びに来るそうだが。逆に、昇る男は「素直に楽しい気持ちを表す」という。やはり芸舞妓に好かれるか嫌われるかは、その男性の浮き沈みに関係するのだ。

 「周囲の人を楽しくさせる人は、自然と仕事もうまくいくんでしょうね」

会員限定記事会員サービス詳細