中高生のための国民の憲法講座

第4講 国民は憲法守らなくても良い? 百地章先生

 憲法は教育や納税などの義務を国民に課しています。この弁護士の話を真に受けて「国民には憲法を守る義務などない!」と言って納税を拒否できるでしょうか。当然、できません。

 実は、この弁護士も憲法に納税の義務が書いてあることを突っ込まれると、「このような義務は憲法に書く必要のないことだ」と片付けていましたが、本当にそれでよいのでしょうか。そこで、「国民の憲法」ではこのような誤った解釈に国民が惑わされることのないように、憲法に国民の憲法順守義務も明記しました。

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【プロフィル】百地章

 ももち・あきら 京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て現在、日本大学法学部教授。国士舘大学大学院客員教授。専門は憲法学。法学博士。産経新聞「国民の憲法」起草委員。著書に『憲法の常識 常識の憲法』『憲法と日本の再生』『「人権擁護法」と言論の危機』『外国人参政権問題Q&A』など。66歳。

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