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イチロー大記録へ再発進 日米4000安打あと26本

後半戦再開とともに、ヤンキースのイチローは日米通算4千安打の大記録への歩みを再スタートさせる。残り26本。達成は目前に迫ってきた。

初めてヤンキースで開幕を迎え89試合に出場。これはカノ、ガードナーに次ぐチーム3番目に多い数字だ。主力に大量の故障者を抱えて開幕し、「僕は(ヤンキースに)来たばかりだけど、まあまあ長くいる感じになっている」とイチロー自身も苦笑する中、特に外野の全ポジションで安定した守備を見せ、存在感を際立たせた。

衰えが指摘される打撃は、5月に自己ワーストに並ぶ5試合連続無安打を記録し、同月終了時の打率は・257どまり。米紙ニューヨーク・タイムズも「昨季ファンのお気に入りとなり2年契約を勝ち取ったが、ことしは苦悩している」と不振を嘆いていた。

しかし、気候が暖かくなるにつれて快音が増え始めた。6月は月間打率・292、7月は球宴までの月間打率・353。「春先は難しいけど、頭と体が一致してからは(安打が打てる感覚は)たくさんある」と上向く調子とともにイチロー節も好調だ。

チームは現在、ア・リーグ東地区首位のレッドソックスと6ゲーム差の4位。チーム浮上のためにも、4千安打の早期達成を目指す。(タンパ 小川寛太)