Campus新聞

こんなに違う! 日米の野球観戦事情(下)

 ≪敵味方区別なし 選手よりチームに声援≫

 ■試合自体を楽しむ

 「応援団がいないことが関係しているのか、日本のようにホームチームとビジターチームのファンの観客席が区分けされてはいないと感じた。ひいきチームの敵も味方も関係なく、自分が試合を見たい席に座って観戦をしているようだった」

 日本では外野席での観戦が多かったという男子学生Hさん(27)は、日米の違いとして、ファンの区分けを挙げた。

 日本ではライト側とレフト側にホームとビジターのファンが分けられている。外野スタンドに座れば、応援団の指揮で応援するのが当たり前というような雰囲気もある。そうした応援は、常にスタジアム全体に一体感を生み出す。戦況によって応援のボルテージが上がったり下がったりすることはあるが、途絶えることはほとんどない。応援が常に一定の雰囲気を球場に作り上げている。

 一方、アメリカでは内野席のベンチ近くに、そのチームのファンが固まっているが、外野席ではホームのファンに紛れて、少数のビジターチームのファンが陣取っているという光景が少なくない。ただ、そんな中でもビジターファンは臆することなくひいきチームに声援を送っていた。これも、自分の応援スタイルを貫くアメリカらしさの一つかもしれない。

会員限定記事会員サービス詳細