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【衝撃事件の核心】茨城一家殺傷、雨の日狙い計画的犯行か 現場天気を検索 過去には女児刺傷 

送検のため境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前、茨城県境町(萩原悠久人撮影)
送検のため境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前、茨城県境町(萩原悠久人撮影)

 茨城県境町の一家殺傷事件で、会社員、小林光則さん=当時(48)=夫婦への殺害容疑で逮捕された埼玉県三郷市、無職、岡庭由征(おかにわ・よしゆき)容疑者(26)が事件直前に境町の天候をインターネットで検索していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。犯行後には、境町の不審者情報も検索していたことも新たに判明。県警は、岡庭容疑者が犯行が発覚しづらい悪天候を狙うなどした計画的な犯行とみている。

事件後に不審者情報ないか確認か

 捜査関係者によると、岡庭容疑者は一家との接点はないとみられているが、事件前にスマートフォンで小林さん方の現場周辺の地図などの状況を検索。小林さん方を事件前に撮影した動画も見つかっている。

 小林さん方は周囲を木々に囲まれ、隣家は約200メートルも離れており、物音などで犯行が容易に発覚しないような立地の民家をスマホなどで無作為に探していた可能性もあるとみられる。

 一方、岡庭容疑者はスマホで境町の事件当日の天候を検索していたことも判明した。事件当時は土砂降りの雨で、県警は、争った声がかき消されるなど、岡庭容疑者が大荒れの天候の日を意図的に狙い、計画的に犯行に及んだ可能性もあるとみている。

 犯行後には、周辺の不審者情報も確認していた。

 また、DNAなどの直接的な証拠は現時点では見つかっていないが、県警はこうした岡庭容疑者のスマホの検索履歴や現場の状況などが、岡庭容疑者の犯行を裏付ける重要な手がかりになるとみている。

犯行は医療少年院からでてまもない時期

 容疑者浮上の経緯は、当初、有力とみられた顔見知り犯行説の捜査が難航したことからの同種事件の洗い出しだった。

 岡庭容疑者は16歳だった平成23年11月に埼玉県三郷市で中学3年の少女の顔を刃物で切り付け、翌12月には千葉県松戸市で小学2年の女児の腹を刃物で刺し、殺人未遂容疑で逮捕された。裁判で「またやっちゃうと思う。自分を変えたい」と話し、さいたま家裁は25年3月、治療教育的働きかけは23歳となるまでの相当長期間を要すると判断。医療少年院送致の処分を決定した。

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