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容疑者の自室「まるで実験室」 硫黄や猛毒原料も…茨城一家殺傷

夫婦が死亡しているのが見つかった住宅=2019年9月、茨城県境町
夫婦が死亡しているのが見つかった住宅=2019年9月、茨城県境町

 茨城県境町の会社員、小林光則さん=当時(48)=方で令和元年9月、一家4人が殺傷された事件で、殺人容疑で逮捕された岡庭由征(おかにわよしゆき)容疑者(26)=埼玉県三郷市=の自宅からは硫黄や猛毒の原料などの危険物が大量に発見されていた。「まるで実験室のようだった」。岡庭容疑者の部屋を見たことがあるという捜査関係者は、こう証言する。

 埼玉県警が殺人予備容疑で容疑者の自宅の家宅捜索に踏み切ったのは昨年11月だった。自宅別棟の1階にあるという自室からは、有毒な硫化水素を発生させる原料ともなる約45キロもの硫黄のほか、猛毒のリシンを含有するトウゴマや抽出に使う薬品も見つかった。

 複数の刃物もあったとされ、家宅捜索は数日に及んだ。岡庭容疑者は当時取り調べに素直に応じたといい、関係者は「論理的で頭が良い」と感じた。

 周辺住民らによると、岡庭容疑者は祖父母、両親と同居していたとみられ、多くの不動産を所有する裕福な家庭に育った。小学生の頃は、友人らと元気に遊ぶごく普通の子供に周囲には映っていた。だが、次第に姿を見る機会は減っていったという。

 近くの男性(80)は「家族の姿は見るが、(岡庭容疑者の姿は)見たことがない」と首をひねる。一方、高校時代を知るという男性(52)は「少し変わった雰囲気があり、何をするか読めない危うさを感じた」と話した。

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