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震災10年新庁舎で業務開始 職員多数犠牲の岩手・陸前高田市

岩手県陸前高田市で行われた市役所新庁舎の開庁式=6日午前
岩手県陸前高田市で行われた市役所新庁舎の開庁式=6日午前

 東日本大震災の津波で庁舎が全壊し、職員111人が犠牲になった岩手県陸前高田市は6日、当時より約700メートル内陸に建設した新庁舎で業務を開始した。戸羽太市長は庁舎前で「長い長い10年だったが、全国の皆さんに恩返しをする環境が整った」とあいさつ。市職員ら約160人が拍手で開庁を祝った。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造り7階建て。災害に備え、敷地は高さ12メートルにかさ上げされた周辺よりもさらに5メートル高くし、屋上に自家発電機や飲み水を貯蓄できる巨大な水槽を設置した。窓口を訪れた会社員、金野雄さん(54)は「庁舎を拠点に街がにぎわっていってほしい」と期待した。

 同市によると、震災復興特別交付税などが財源で、総事業費は約46億7000万円。市は震災後の平成235月から高台のプレハブ仮設庁舎で業務を行ってきた。市民の住宅再建や市街地の整備を優先したため、完成が震災10年のこの時期となった。

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