PR

ニュース 社会

稲川会トップ、解決金500万円支払いへ 自宅誤射された女性と和解 

自宅を拳銃で誤射された女性が稲川会前会長ら2人に損害賠償を求めていた訴訟で、和解が成立し会見を行った弁護団=9日、千葉市中央区の県弁護士会館
自宅を拳銃で誤射された女性が稲川会前会長ら2人に損害賠償を求めていた訴訟で、和解が成立し会見を行った弁護団=9日、千葉市中央区の県弁護士会館

 千葉県松戸市で平成29年6月、自宅アパートを指定暴力団稲川会系の組員らに拳銃で誤射された40代の女性が、稲川会の辛炳圭(シン・ビョンギュ、通称・清田次郎)前会長ら2人に損害賠償を求めた訴訟で、9日、前会長らが被害女性に対し解決金として500万円を支払う内容で和解が成立した。弁護団によると、暴力団対策法施行後、暴力団による発砲事件に巻き込まれた一般市民が同法に基づいて訴訟を提起したのは全国初。死傷者がいないにもかかわらず高額な賠償金が支払われることも珍しいという。

 事件は平成29年6月7日に発生。女性がアパートに帰宅し、室内の明かりをつけたところ、窓ガラスに3発の銃弾が撃ち込まれた。銃弾は窓ガラスを貫通したが、女性にけがはなかった。暴力団組織同士の抗争に絡み、実行犯の組員が部屋を間違えて発砲したとみられる。

 弁護団などによると、この事件に関与した3人の組員には、昨年12月までにそれぞれ、懲役17年と罰金500万円、懲役12年、懲役7年の刑が確定している。

 原告の女性は和解を受け、「今回の裁判の結果が暴力団による抗争事件や発砲事件の抑止につながることを切に願っております」とのコメントを発表。弁護団は、「高額の損害賠償金の支払い義務が認められたことにより、一般人を巻き込む抗争事件の抑止が期待できる」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ