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コロナ禍で需要増の自転車 違反・事故防止に対策

 新型コロナウイルス禍でニーズが高まった自転車だが、一方で違反行為も増加しており、昨年全国の警察が摘発した違反行為は最多の2万5465件。乗車中の死傷者数は減少傾向にあるものの年間6万人以上いる。事故を減らそうと、大阪府警は新たに動画を作成し、府内の電子機器メーカーは食事宅配サービス向けの表示器を開発するなど、官民の関係者が対策に乗り出している。(木下未希)

 「これからも交通ルールを守って、安全に届けてくださいね」。吉本新喜劇の吉田裕(ゆたか)さんが「せんのか~い」というおなじみのギャグを織り交ぜ、自転車配達員にマナーアップを呼び掛ける。春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ、大阪府警が吉本興業や食事宅配サービスの「出前館」と協力して作成した啓発動画だ。動画制作の背景にあるのは、一部について自転車マナーがよくないと問題視されていることがある。

 警察庁のまとめでは、昨年1年間に全国の警察が摘発した自転車の違反行為は平成18年の統計開始以降で最多の2万5465件。自転車乗車中の事故死者は419人で、約8割の333人に違反があった。

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