知人少女に売春させた疑い 17歳少年逮捕 神奈川県警
知人の少女に売春をさせるなどしたとして、神奈川県警少年捜査課は26日、児童福祉法違反(淫行させる行為)と売春防止法違反(周旋)の疑いで、相模原市中央区の会社員の少年(17)を逮捕した。容疑を否認している。
逮捕容疑は2月7日、同区内の店舗敷地内で、同区に住む無職少女(16)に県内在住の男性会社員(50)を売春相手として引き合わせ、同日午後6時25分ごろからおよそ2時間にわたり、同県厚木市内のホテルの一室でみだらな行為をさせたとしている。
同課によると、少年と少女は遊び仲間で今年1月に仲間4人でホテルに連泊した際の宿泊料約10万円の支払いをめぐってトラブルになっていた。少年は会員制交流サイト(SNS)で少女のふりをして売春相手の男性を募り、少女には「カネを稼いでこい」などと命じて1月末から2月上旬にかけて、40代から50代の男性5人に売春をさせていた。売り上げは計約35万円で、全額が少年の手に渡っていたという。